特別展「陶芸の魅力×アートのドキドキ 」展 9月7日(土)~

陶芸の歴史の中で活躍したのは陶芸家だけではなく、土の魅力に魅せられた画家や彫刻家たちも陶芸に挑戦してきました。

例えば、20世紀を代表する画家であるパブロ・ピカソ(1881-1973)やジョアン・ミロ(1893-1983)らによる陶芸作品は、戦後の陶芸に刺激を与え、1950年代に世界各地で開花する造形的な新しい陶芸への後押しになったといわれています。
彼らのアプローチは、それまでの伝統や技法にとらわれていた陶芸の発想を越えて、新しい陶芸の可能性を気付かせました。思いどおりに変化する可塑性を持ち、自然との交感を感じさせる粘土は、さまざまな芸術家たちを魅了し、アートとの距離を近づけ、陶芸のもつ領域は広がりをみせました。
そして今、陶芸を専門としない画家やFRPなどの合成樹脂を素材とする彫刻家らといったアーティストたちが、粘土という素材を選び、素材や技術の制約を受けながらも、あえて陶芸に挑戦しています。はたして何が彼らを陶芸に駆り立てるのでしょうか。
本展では、画家や彫刻家らが陶芸に挑戦した作品のほか、日本やアメリカ、ヨーロッパなどの現代の陶芸シーンから、アートと陶芸のはざまで制作をする陶芸家たちの作品をご紹介します。

作品写真:奈良美智「White Riot」
2010年(c)Yoshitomo Nara
Photo:Keizo Kioku

 ■ 会  期  
2013年9月7日(土)~11月24日(日)
■ 開館時間        
10月31日まで10時-19時 11月1日から10時-18時
(入館はいずれも閉館時間の30分前まで)
■ 休 館 日  
月曜日(但し9月16日(月・祝)、9月23日(月・祝)、10月14日(月・祝)、11月4日(月・祝)は開館し、9月17日(火)、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)は休館)
■ 観 覧 料  
一 般   1000円(800円)
大学生   800円(600円)
高校生   500円(400円)

            ・( )内は、前売りおよび20名以上の団体割引料金です。
・中小生以下は無料になります。
・65歳以上の方は料金が半額になります。
・障害のある方およびその介護者1名は料金が半額になります。
・17時以降に観覧される場合は夜間割引になります。
(一般500円、大学生400円、高校生250円)
・ 前売券はローソンチケット・ミニストップ(Lコード56476)、
セブンイレブン(セブンコード024-735)で発売しています。    

■ 主  催    兵庫陶芸美術館、朝日新聞社
■ 企画協力    滋賀県立陶芸の森

 兵庫陶芸美術館
〒669-2135 兵庫県篠山市今田町上立杭4
TEL:079-597-3961 FAX:079-597-3967
togei@pref.hyogo.lg.jp

※田舎元気本舗から「招待券」プレゼント
招待券2枚を2名様に、1枚を1名様に。メールでお申込下さい(先着順)。