ヘルシーな鹿肉の普及を目指し

丹波市柏原町で鹿肉料理専門店 「無鹿」 を営む若いオーナーシェフ・鴻谷佳彦さんは、創作料理の研究開発だけでなく、店内でジャズライブをしたり何かと意欲的だ。お店は順調なようだし、今度は、ヘルシーな鹿肉の普及のために「食肉加工販売」 の許可を取得したという。


以下は、「丹波新聞」の記事より。
鹿肉「半加工品」を販売 鹿肉料理専門店「無鹿」
2012年05月27日
「葉山」 (丹波市青垣町口塩久、 鴻谷佳彦代表) が、 運営する鹿肉料理専門店 「無鹿」 (同市柏原町柏原、 0795・73・0200) の敷地内に、 鹿肉専用の食肉加工施設 「加工舎」 を設けた。 鹿肉の半製品を作り、 病院、 学校給食や飲食店への普及をはかり、 鹿肉の消費拡大につなげたい考え。
レストランと同じ建屋にあったカフェスペースを縮小し、 専用の部屋を設けた。 「食肉加工販売」 の許可を取得した。 鹿肉スペアリブ、 スジ肉の煮込み、 ゆでもも肉などを製造、 レトルトパウチし、 冷凍保存する。 商品によって味付きのものと、 下味だけつけたものとがある。
鹿肉を普及させようと調理指導に巡回する中で、 病院や学校の調理現場では一定の調理時間に収める必要があり、 生肉を煮込むところから調理をするだけの時間がないことや、 飲食店向けでも、 ゆで時間や温度管理の手間がかかることから、 採用しづらいことが分かったという。
「温め直すだけ」 「味付けをするだけ」 で提供できることから、 味付きのスペアリブは、 都市部の焼き鳥店などに売り込む計画。 飲食店にも 「目玉商品の開発に」 と、 採用を促す。
鴻谷代表は 「卸売を中心に、 小売もする。 鹿肉の普及に一役買えれば」 と話している。

丹波新聞 http://tanba.jp/

  ※なお、この鹿肉商品は田舎元気本舗でも販売させてもらう予定です。お楽しみに。