コラム
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第21回 れんげ祭り(5月3日)
丹波市春日町野上野
今日(4月22日)午後1時から「れんげ祭り」の準備のため、集落の組長や担当者ら30人ほどが鯉のぼりを揚げて、会場周辺の草刈りをした。イベント会場は、舞鶴若狭道・春日インターを降りてすぐの、高速道路沿いの畑2町余り。
今日(4月22日)午後1時から「れんげ祭り」の準備のため、集落の組長や担当者ら30人ほどが鯉のぼりを揚げて、会場周辺の草刈りをした。イベント会場は、舞鶴若狭道・春日インターを降りてすぐの、高速道路沿いの畑2町余り。
集落の伝統行事として残したい
春日町野上野(のこの)の集落世帯数は200余戸で1組から13組まであり、私・平野は1組の「組長」でござる。作業は鯉のぼりを揚げる班と草刈り班の二手に分かれ、私は鯉のぼり班。田舎の集落には鉄工所や土木関連の仕事をする人が必ずいるもので、クレーン車も土木道具も揃っている。細長い1メートル余りの穴を3カ所掘り、20メートルほどの鉄柱を固定するのもワイヤーロープの調整もお手の物だ。今年は第21回目という歴史もあり、手慣れた作業はいたってスムーズに運んだ。雨模様だったが雨は降らず、3時過
ぎには無事終了。南西の強い風に鯉のぼりが勢いよく泳ぎだした。
たった1日のイベントのため、ご苦労といえばご苦労なこと。でも集落の人たちにとっては野上野の伝統行事としてぜひとも次代に残していきたいイベントである。田舎でもとかく伝統行事が廃れていく今日、こうしたお祭りやイベントでコミュニケーションを図っている。イベント数日前の30日はまた草刈りがあり、打ち合わせ、そして片づけや打ち上げ・・・。
れんげはちらほら咲いていたから、あと1週間もすれば満開になるだろう。最近では、これほどの規模(2町以上)のれんげの田園風景は見られないので、どうぞおこしを!
当日の役割はまだ決まっていないが、たぶん組長たちはイベント会場で焼き鳥かアマゴを炭火で焼いていることでしょう。