コラム
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桜が爆発だぁ
帳尻合わせて一気に咲いた
一昨日まで蕾からピンクの顔をのぞかせていたが、昨日は終日冷たい雨で出そびれたか。今日は5月初旬の陽気になって一気に満開桜。こんな爆発的な開花もあるものだなぁと、ちょっと驚いた。
一昨日まで蕾からピンクの顔をのぞかせていたが、昨日は終日冷たい雨で出そびれたか。今日は5月初旬の陽気になって一気に満開桜。こんな爆発的な開花もあるものだなぁと、ちょっと驚いた。
例年、丹波の里山の桜は4月15日頃に満開になる。桜の細胞はそのことを記憶しているから、花火のごとく花が爆発したのだろう。帳尻合わせる桜はエライ!
満開の桜に誘われてデスクワークどころではなく、そわそわと畑に出た。畑近くの竹田川ではシラサギが一羽、花見をしながら気長に小魚を狙っている。
丹波カルデン・実験農場の玉ねぎもソラマメもグリーンピースたちもとても元気だ。
じゃがいもを植えた黒いマルチの隣の畝は、山の芋を植えている。「山の芋はバクチだ」と言われるほど難しいそうだが、「種イモが手に入ったから」と言って野花志郎さん(管理農家さん)が植えてくれたのだ。山の芋は、乾燥や雑草を防ぐために、本来なら麦わらで畝をびっしりおおうのだが、その麦わらがなかなか手に入りにくい。そこで、土中の温度が上がり過ぎないように、内側は黒くて表面が銀色のマルチを使ったと、志郎さんは言っていた。
連休はれんげ祭り
新玉が採れはじめる5月の連休は恒例の「れんげ祭り」。れんげを植える田畑は毎年変わり、今年はこの畑の向こうの10反ほどがれんげ畑とイベント会場にな る。この頃には田植えもほとんど終わっている。れんげ畑に渡した50~60メートルのロープにずらっと並んだ吹き流しの鯉のぼりが心地 よさそうに泳いでいる。
地元の小さな春祭りだが、近年はれんげ畑があまり見かけなくなっているせいか、京阪神からも観光客が訪れる。私はこの4月から向こう2年間、順番で集落の「組長」になったので、れんげ祭りにもかりだされる。組長に村長とは、ああ、いそがしや、いそがしや! (村長 平野)