「3月11日を憶念する会」新春企画

『福島キッズ保養in光円寺』を終えて  講話と交流の集い

と き:1月27日(金)午後2時~5時
ところ:柏原明顕寺・本堂(柏原日赤病院そば)
お 話:真宗大谷派光円寺・後藤由美子さん
主催:3月11日を憶念する会

 NPO法人「TEAM二本松」の設立をきっかけに 

 昨年9月、福島県二本松市で真宗大谷派の青年住職が発起人となって、翻訳家・池田香代子さんや俳優・山本太郎さんらと共に全国の仏教関係者、市民がカンパを呼びかけて飲食物の放射能測定装置を購入し、子どもたちを内部被曝から守る市民放射能測定室NPO法人「TEAM二本松」が設立されました。これをきっかけに全国の寺院で、福島の子供たちの定期的一時疎開が取り組まれ始めています。光円寺の後藤さんも呼びかけ人の一人としてNPO設立に係わり、今回、新年から福島の子供たちをお寺に招かれました。

 今年1月2日から8日までの一週間、兵庫県神崎郡市川町の浄土真宗大谷派・光円寺で、放射能被曝にさらされている福島の子供たち10人を招いて「福島キッズ保養in光円寺」が開催されました。「憶念の会」が制作したDVD「あなたの わたしの 3・11」を大量に引き受けて頂いたご縁もあって、主催者の光円寺・後藤由美子さんを丹波にお招きし、お寺での保養キャンプの経験と、フクシマへの想いを語っていただくことに致しました。新年に際し福島の人たちの今を思い、気持ちを新たにしましょう。

(2012.1.16 東間 徴)