コラム
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夏の"出来"は冬で決まる
よこやま農園 畑だよりNo.7
例年に比べてかなり遅かった紅葉が盛りを過ぎて、そろそろ落ち葉かきの季節です。冬は一刻を争う仕事が少ないので、つい気がゆるみがちです。夏には「冬にどれだけ仕事ができるかで、夏の出来が決まる」などと、力説していたのですが・・・。
還るものは土に還す
実際、落ち葉かきや畑の溝ほり(排水対策)、育苗用の床土準備、春・夏作のための畝作りと緑肥(エン麦 エンバク)播種など、やるべきことは沢山あります。
鶏糞にたよりがちになっていた肥料も、草や身近な材料を使った発酵肥料(ボカシ肥)に少しずつ変えていきたいので、今こそ頑張り時なのですが・・・。このところ農家つながりで、持ち寄りの食事を囲むなど、すっかり忘年気分でした。
関西に引っ越してきて5年(妻は篠山生まれ)、農業を始めて丸2年、年々人とのつながりがありがたみを増すようです。
充電は完了。はりきって冬仕事に取り組もうと思います。妻も意気込んで何やら楽しそうです。思い描いてきた「ゴミの少ない暮らし」を、一歩ずつ生活の中で行動に移そうと考えているようです(例えば繕い物をする、生ゴミを堆肥化する、など)。土に還らないもの(ゴミ)を減らして、還るものは土に還す。暮らしと農業の共通の課題です。
ゴミ減らしのアイデアがありましたら是非教えてください。 (2011.12.9 横山 幹史)