TPPについて考える

丹波TPPを立ち上げよう!

 先日(11月29日)、丹波県民局が主催する「農商工連携異業種交流会」(丹波の森公苑)の3回目に初めて参加。丹波市・篠山市の農家(生産者)、加工業者など20名ほどが、「食品加工」「体験」「観光」の3つの班にわかれて意見交換。 新たな食品開発をめざす「食品加工」の班に入った私は、閉会まぎわにふとヒラめいて言った。「丹波TPPを立ちあげましょう」と。
 「それ、いいね。おもしろい」。みんなすぐ乗ってきた。

まっぷたつの国論どうなるの

丹波TPPとは、
「丹波・プロダクト・プロモーション、だね」と言った人もいれば、
「丹波・プロダクト・パートナーシップ、のほうがいい」と言った人もいる。
いずれにしろ、このネーミングは大変受けたわけだが・・・さて、いま世間をにぎわせているTPPはいったいどうなるんでしょうか。
平成の開国だ、いやアメリカの罠だ、農業や医療が崩壊する、いや農業も変革のチャンスだ、輸出が増える、いや輸入が増えて国内産業が疲弊する。そんなメリット・デメリットを天秤にかけた賛否両論の応酬で、国論はまっぷたつ、なかなかその正体が見えにくいですが、日本農業新聞には、○×式クイズでわかりやすく説明していました。結局、デメリットのほうが圧倒的に多いという結論ですが、日本経済新聞が同じものをつくったら、また逆の答えを引き出すでしょう。
日本農業新聞「考えてみよう!TPPのこと」 → http://www.think-tpp.jp/

(2011.12.3 村長)