コラム
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第28回 地域農政フォーラムのご案内 5月22日(金)
家畜福祉という言葉は、わが国では、まだあまり馴染みがありませんが、欧米では次第に当たり前の考え方となりつつあり、さらに、近年、欧米では家畜福祉の考え方を無視した畜産は禁止の対象にされつつあります。最近、兵庫県では畜産物の輸出に力をいれようとしていますが、やがて、家畜福祉の考え方を無視した畜産物は市場から排除される可能性もあります。
わが国では、まだ家畜福祉の考え方は希薄ですが、早晩、世界的な畜産基準になることは目に見えています。そこで、この新しい課題についてご一緒に学ぶことに致しました。せっかくの機会です。多数の皆様のご参加を頂きたく、謹んでご案内申し上げます。
1.日 時: 5月22日(金) 午後1時~4時30分
2.場 所: 神戸市勤労会館 3階 308号室
神戸市中央区雲井通5-1-2、電話 078‐232‐1881
(JR・阪神・阪急三ノ宮駅から東へ徒歩約5分、神戸市中央区役所隣)
3.テーマ: 「家畜福祉を考えるーその可能性」
報告① 「平飼い養鶏を柱とした有機農業35年」
牛尾武博氏(兵庫県有機農業研究会理事長、市川町在住)
報告② 「都市近郊で放牧酪農に取り組む」
弓削忠生氏(弓削牧場、神戸市北区在住)
報告③ 「新しい食品品質価値を創るー家畜福祉の考え方と背景」
植木美希氏(日本獣医生命科学大学 教授)
討論(司会) 保田 茂氏(本所理事長)
4.参加費: 1,000円(資料代を含む)
5.申込み: 氏名、住所、所属、人数を明記の上、下記研究所にお申込み下さい
○次回予告: 2015年11月20日(金)、テーマ:農地中間管理機構の役割(仮題)
場所:未定
NPO法人兵庫農漁村社会研究所
651-0067 神戸市中央区神若通5-3-20-2F北
TEL/FAX 078-241-4822 、 e-mail: yas_noken21@kcc.zaq.ne.jp