築窯技術生かしパン窯 先祖の徳利モチーフに 今田町の「窯元のパン屋」

篠山市今田町下立杭の丹波焼 「正元窯」 窯元の妻、 正元容子さんが切り盛りする 「丹波焼窯元のパン屋さん ルーンカフェ」 の店先に、

同窯の先祖がこしらえた徳利をモチーフにしたパン焼き窯がお目見えした。 「ルーンの壺」 と名付け、 丹波焼を焼くときに使う赤松の薪 (まき) でパンを焼き上げる。 正元さんは 「この窯で焼くとより一層、 香ばしさと甘みが増し、 外はパリッと中はもっちりとした食感に仕上がる。 温度管理など、 扱いは難しいけど、 パンと対話をしながら心を込めて焼いています」 とほほ笑んでいる。

続き 丹波新聞 2014年12月11日