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兵庫陶芸美術館 「特別展 兵庫の陶磁」12月13日(土)~2015年2月15日(日)
また、日本六古窯の一つに数えられる丹波焼は、平安時代末に操業を開始しています。
近世後期になると、県域の各地で、三田焼(三田市)、東山焼(姫路市)、明石焼(明石市等)、出石焼(豊岡市)、王地山焼(篠山市)、珉平焼(南あわじ市)など多くの窯場が勃興し、多彩で色鮮やかな「やきもの」が誕生しました。
これらの窯場のなかには、当時の高級ブランド品であった京焼の陶工の指導のもとで操業を始めた三田焼や珉平焼、一大生産地であった肥前から陶工を招いて築窯した出石焼などがあり、「やきもの」の作り方、焼き方はもとより、形や文様にも各窯場の個性が表
れています。
近代になると、明治新政府は富国強兵とともに殖産興業を進め、陶磁器を中心とした美術工芸品を輸出の最重要品目と位置づけました。県内の窯場のなかには、国内向けの生産から輸出向けへと生産を転換し、活況を呈した窯場も数多くみられます。
本展覧会では、個性溢れる県内各地の窯場をご紹介し、近世から近代にかけて華開いた、兵庫の「やきもの」の世界へとご招待します。
■ 会期 2014年12月13日(土)~2015年2月15日(日)
■ 休館日 月曜休館、12月31日(水)、1月1日(木・祝)
ただし、1月12日(月・祝)は開館し、1月13日(火)は休館)
■ 開館時間 10時~18時
(入館は閉館時間の30分前まで)
作品写真(上から)
王地山
染付祥瑞写瓢形徳利
江戸時代後期
兵庫陶芸美術館
出石(出石磁器会社)
白磁貼花菊文籠形壺
明治時代後期
田中寛コレクション
珉平
二彩龍文花瓶
江戸時代後期~明治時代前期
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