動くカフェで魅力を発信 地域おこし協力隊 篠山市

篠山市内で活動している 「地域おこし協力隊」 が軽ワゴン車を使った移動カフェ 「マイクロカフェ篠山」 を制作、 運営をスタートさせた。

市内では各地の祭りなどの催しに参加して盛り上げに一役買い、 市外では篠山の農産物などの魅力をアピールすることが狙い。 機動力を生かし、 篠山を詰め込んだ動く魅力発信所を目指す隊員らは、 「収益も上げながら、 いろんなネットワークが築ける場にしていきたい」 と意気込んでいる。
マイクロカフェには、 小さな炊事場とカセットコンロ、 水のタンク、 発電機などを搭載。 折り畳み式のテーブルとイスもあり、 どこでもカフェを開ける。
自動車の後部座席を倒して板を敷いているため、 改造車に当たらず、 費用も最小限に抑えている。
目玉メニューは、 大山地区の高蔵寺の水で淹れるコーヒー。 ほかに手絞りのぶどうジュースやみかんジュースもあり、 今後は黒豆を使ったコーヒーなど、 さらにメニューを充実させていく。 電力は、 大芋地区で取り組む水力発電を活用する計画もある。
5日に畑地区で行われた 「丹波篠山はた祭り」 で現場デビュー。 住民の憩いの場となり、 隊員らは、 「たくさんの人が集まってくれて、 こちらとしてもいろんな話を聞かせてもらい、 よかった」 と喜ぶ。
続き 丹波新聞 2014年10月12日