コラム
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よこやま農園『畑だより』 -1
大根の自家採種は再挑戦
思いもよらなかった五月の台風で、キュウリやズッキーニ、ソラマメなどが一部折れたり倒れたりしました。それでも。出荷がただちに滞るような影響はなかったので幸いでした。ただ、レタスに水浸状の傷みができてしまいました。外側に若干いたみのあるものがあるかもしれません。ご容赦願いただければ幸いです。
種とり用の打木源助大根(うつぎげんすけだいこん)の枝が、風でみな折れてしまいました。先のとがった独特のさやが綺麗に実ったところだったのですが、自家採種する楽しみが一年先に延びました。今年の秋に親株となる大根を選び、再挑戦です。
アブラムシの天敵・ナナホシテントウムシは?
肌寒く感じられる日も多く、昨年より18日も早く梅雨入りした五月でしたが、それでもナス、ズッキィーニ、キ ュウリなどが、小さな実をつけはじめました。特に自分で種を採ったものは、ちゃんと実を結ぶのか、そわそわします。皆様にお届けできる日が楽しみです。
昨年はエン麦の茂った中に植えたナスでしたが、今年は準備が間に合わず、耕してナスを植えた後に、麦を植えました。そのためか、ナナホシテントウムシが今年はほとんどおらず、アブラムシの被害をかなり受けました。
今、ようやく麦の緑が畝をおおっています。柔らかな麦の葉の鮮やかな色が、気持を少しほっとさせてくれます。
2011・6.1 (横山幹史)