篠山発: ご当地「丹波ーガーのたれ」商品化・販売へ 

篠山市の冬の風物詩、 「第11回丹波篠山冬の味覚 『いのしし祭』」 (同実行委員会主催) が25日午前10時―午後3時、 篠山城跡三の丸広場 (同市北新町) 周辺で開かれる。

イノシシ料理の屋台街やイノシシレースのほか、 今回は毎年、 長蛇の列をつくる 「丹波ーガー」 の販売に加え、 実行委の篠山市商工会青年部篠山支部と市内のソースメーカーが、 「丹波ーガーのたれ」 を開発。 祭りに合わせて750個を販売する。 同支部は、 「ぼたん鍋をイメージしたソースは、 いろんな料理に合う。 たくさんの人に味わってもらい、 『地域の万能だれ』 を目指したい」 と話している。
たれ (290ミリリットル、 650円) は、 同支部と同市今田町本荘の 「七星ソース」 が共同開発。 「ぼたん鍋を食べた後に残った汁」 を目指し、 八丁味噌、 しょう油、 にんにく、 しょうが、 トマト、 香辛料などを使用したマイルドなソースに仕上げた。
篠山らしく、 しょう油は黒豆を使用したものを採用。 保存料や着色料は使用しておらず、 9カ月保存できる。
同支部では第1回いのしし祭からイノシシ肉のパティを使った 「丹波ーガー」 を販売。 飛ぶように売れてすぐに完売することから、 「幻の逸品」 とされるほどの好評を博している。

写真・幻の逸品 「丹波ーガー」 のたれを開発した実行委(同市商工会青年部)の小林さん (左) と七星ソースの伊藤さん=篠山市二階町で

続き 丹波新聞 2014年01月19日