3つも採れたけれど
この8月初め、楽しみにしていた畑のスイカは「カラス様が召しあがった」。で、悔しい思いをしながら、残された一つの果実を草で隠し、膨らむのを待っていた。そして2週間、草に覆われた小玉スイカは日に日に大きくなっていった。 ポン、ポン。まぁ、いい音がする。でも、蔓がまだ青い。ほんとうは、スイカの実につながる蔓の部分が少し枯れたころが完熟なのだが、もう少し待ってから採ろうと思っていると、またカラスに先を越されかねない。後悔先に立たずで、採ることにした。 「たしか、このあたりにもあったな」と、ぼうぼうの草のなかを手探りすると、あったあった。もう1個、スイカがあった。うん? 草のなかで何か足にぶつかった。なんと、先に採った2つより、ひとまわり大きいスイカだ。(円錐形のウリのような野菜は、かんぴょうだったか? たぶんそうだが、植えた本人が覚えていない。妻に笑われる)。
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