「生きていることのなつかしさに ふと胸が熱くなる」

先週、バンド仲間のNくんが結婚しました。手作りの人前結婚なのでそれは、それは楽しかったです。


の.り・たまは、会場おさえと酒の用意、そして、セレモニーの進行役をしました。その時に、18年前、自分たちの結婚式で贈られた祝婚歌(吉野弘)という詩をNくん+Rさんにも読み贈りました。18年前当時、いいなあと思った言葉ですが、いま読んでも心に沁みます。

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
・・・・・・・・・・・

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい
・・・・・・・・・・

ゆったりゆたかに 光を浴びているほうがいい
健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そしてなぜ胸が熱くなるのか
黙っていてもふたりは
わかるのであってほしい

                                                                              2013.11月末 坂口典和