【地産地消「大根」】 千葉は生産量全国2位 部位によって使い分けを

千葉県は、気候や地形に恵まれ海産物・畜産物・農産物の全てが豊かです。千葉県には、練馬や三浦のように地名のついた大根

は無いので、名産品のイメージは少ないのですが、生産量は全国でもトップクラスです。今年の2月現在の収穫量ランキングでは北海道に次いで2位でした。
そんな大根の歴史ですが、栽培種としての成立は地中海域東部といわれており、古代エジプトでハツカダイコンに近い物がピラミッド建設労働者の食料とされていたのが最古の栽培記録といわれています。日本には中国大陸から伝来、「古事記」に女性の腕を例えた歌が登場しています。室町時代ころから一般に生産されるようになりました。現在では100種類以上があるそうです。
最近は葉付きの大根を店頭でほとんど見かけませんが、大根は葉の部分が緑黄色野菜、根の部分が淡色野菜に分類されます。大根の葉の部分はカロテン・カルシウムなどが豊富に含まれています。根の部分はビタミンCが多く、いろいろな消化酵素も含まれています。
昔から消化を助けるといわれてきたのは、でんぷん分解酵素ジアスターゼやタンパク質分解酵素ステアーゼの働きです。活性酸素を分解するカタラーゼも含まれています。また、大根の辛み成分イソチオシアネートは抗酸化作用を持ち、必要以上に多くなると細胞の損傷などを引き起こす活性酸素を除去してくれます。細胞が壊れることによって生成される成分なので大根おろしが最適です。この成分は揮発性のため食べる直前にすりおろさないと辛み(酵素)も栄養(ビタミンC)も抜けていきます。

続き ちばとぴあ(千葉日報ウェブ) 「現代食事考」