北海道発:ピザで「食の大地」体感 材料すべて十勝産、帯広で親子教室

【帯広】地産地消にこだわった「親子ピザづくり教室」が17日、帯広市内のとかち大平原交流センターで開かれた。

市内の若手農家が用意した食材は、トッピング用の野菜だけでなく、生地に使う小麦粉や塩に至るまで地元産という徹底ぶり。参加した親子は焼きたてをほおばり、「食の大地・十勝」を体感した。
20代の若手農家でつくる「帯広市農業青年団体連絡協議会」が初めて企画、老舗パン店「満寿屋商店」が石窯の提供などで協力した。教室は午前と午後の2回行われ、市内の小学生とその親計約100人が参加した。
トッピングの材料はナガイモ、コーン、タマネギ、マッシュルーム、ソーセージなど。生地には協議会メンバーの畑で収穫した小麦を製粉した中力粉や、豊頃町大津の海岸でくんだ海水約40リットルをろ過、煮沸するなどしてメンバーが手作りした塩を使用した。
参加者は小麦粉と塩、水を入れたビニール袋を50回ほど振った後、中身を伸ばして円形やクローバー形に成形。その上に用意された野菜やチーズをたっぷり載せた。3分ほどでピザが焼き上がると、会場内には香ばしいにおいが漂った。
開西小3年の東大陸(あずまりく)君(9)は「生地づくりが難しかったけど、いつも食べているピザよりおいしい」と笑顔。協議会会長の伊勢彰宏さん(24)は「こうしたイベントを通じて、もっと農家の仕事を知ってもらえればうれしい」と話していた。(山本武史)

どうしんウェブ  北海道新聞