薪ストーブに光明あり

なんという光明 
 こんな寒い日々には、薪ストーブ!(ジャーン)です。ただ、今冬のための薪は、前の冬、蓄膿症の手術をしたために身体がダメダメで集められなかったので、半ば諦めていました。が、しかし、そんな重苦しい空気の中、突然、光明が差し込んできました。近くの土建業の社長さんが、仕事がないので(←これはかわいそう)、ご自身の山を重機を使って切り開いて果樹等をたくさん植えられていて、その伐り倒された木(ほぼ落葉広葉樹!)を持って帰ってもいい、という話なのです。一年前にすでに伐り倒された木なので、その場でテキトーな長さに切って、持って帰れば燃やせるのです。なんという光明!

昔は、米170kg を食べた

が、しかし、But!!  木の重いことといったら、半端ではありません。最初、1.5mぐらいなら、玉と二人で持ち上げられるやろ、と安易に考えていたら、持ち上がらないのです!!  こ、こんなはずでは・・・・。仕方がないので、最初から薪割りのすぐ出来る40cmくらいに全て切ってから、軽トラックに積んで帰りました。
ここで思いが巡りました。
うちの父親は、昭和16年に熊本で生まれました。子供の頃、薪集めをよくて手伝ったそうですが、全て手作業。そう全てです。のり・たま農園の場合、軽トラックとチューンソーという輝かしい装備がありますが、うちの父親の時代はひたすらマンパワーでした。もう、信じられません。一冬の料理・風呂・暖房をまかなうだけの薪を人間(+馬)だけで集めるなんて超人技です。また、働けば当然腹が減るので、米をたくさん食べるわけです。一食に一合食べたとしても(実際はもっと多かったのでは)、一年で約170kg!  現在、日本人が一年に食べる米の量は約60kg。豊かになったので他に食べ物がいろいろあるのも主因ですが、基本的に腹の減らない社会になりました。まぁ、"時代"でしょうか。 2009.12.30      のり

村長 註)
この切実な思い、よくわかるなぁ。我が家の暖房も薪ストーブひとつが頼り。薪を十分蓄えてあると「551があるような」嬉しさ。薪のストックが減ると心細い。一冬の暖房に軽トラック10台分ほど必要だ。間伐材ならいくらでもあるが、杉やヒノキはヤニが出るのでダメ。天日乾燥が十分(少なくとも3カ月)

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でないと燃えが悪い。「薪になる木がある。伐っていいよ」、という情報があれば、とりあえず飛んでいく。というわけで毎年、薪づくりに追われていたが、昨年は移住5年目にして初めて余裕ができた。
我が家の愛猫フーコは、毎週日曜日のNHK番組「ダーウィンが来た」がお気に入り。薪づくりの苦労も知らず、ストーブの横で首を傾げてテレビにくぎ付け。「テレビからもっと離れなさい。目を悪くするよ」と何度言っても、猫耳東風です。