アマガエルはかく語りき

雨が恋しいある一日、畑のナスの葉に、目ん玉に入れても痛くなさそうな、小さな小さなアマガエルがいました。


アマガエルさん、アマガエルさん、そこで何してんの?
今日は雨が降らないよ
お天道さんに照らされっぱなしで暑くないの?
もうかれこれ3時間ぐらいになるね
脱水症で日干しになってしまうよ
心配事があるようにはとても思えないし
恋人を待ってるようにも見えないし
エサを捕まえようという風でもないし
ヨガのポーズではなさそうだし・・・
「kero zzz yyy zasettsza  zzzwwyx」
「ホットイテクレってか、はいはい、お邪魔しましたね」
 


そして2時間後

アマガエルさん、アマガエルさん、まだそこにいたの?
もうすぐ暗くなるよ カエルが鳴くから家にお帰りよ 
「kero xwwzzzyzzs・・・」
「えっ、なんだって?」
「wwwtt xxxyy yzs・・・kero」
「何? ニンゲン ハ アホ カイナ、だって! コラーッ、アマガエル! 生意気だぞ。でも真実やな・・・」
「jye jye jya~ni keroyo~n」

と言ったかと思うと、ナスの葉からジャンプして草むらの中へ消えてしまいました。


ナスの葉で悟りひらくかアマガエル   空太