ものすごい熱気「百姓若いもんの出会の会」

  2月2日(土)、「08 百姓若いもんの出会の会 第12回」が、篠山市にあるお寺・龍蔵寺の「丹波の家」で開かれた。

  2月2日(土)、「08 百姓若いもんの出会の会 第12回」が、篠山市にあるお寺・龍蔵寺の「丹波の家」で開かれた。主催者は、のり・たま農園の坂口典和さんをはじめ数名の百姓仲間たち(坂口さんのことは、「田舎で暮らす」に紹介)。毎年1回の開催で12年も続いているというのが素晴らしい。 

  「この会を始めたときは数名でしたけど、近畿圏から100人くらい集まります」
坂口さんから聞いていたが、なるほどスゴイ熱気だ。けっこう広いログ風の建物内は、まさに足場の踏みようがないほどの寿司詰め。20代から50代、ちいさな子供づれの夫婦も何組かいて、「若いもん」の平均年齢は35前後だろうか。百姓だけでなく、その予備軍や学生、「農的」暮らしに憧れている初参加の人たちも多くいた。各自が一品料理と寝袋を持参、この建物と別棟に一泊し、朝まで飲み語り明かすのだという。

熱気1

  PM3時から、秋津元輝氏(京都大学大学院農学研究科:准教授)のパワーポイントを使った講演「田舎暮らしの主体性を考える」が1時間半ほど。そのあと参加者の短い自己紹介とご住職の挨拶。なにしろ参加人数が多いので大宴会となったのは8時ころ。みなさん腹ぺこで、主催者の「いただきます」の挨拶はすでに遅し。大方の人は、夢中でパクついていた。


  それにしても、いつも不思議に思うのだが、こういう形式の集まりで同じような料理がそろうことはほとんどない。この日も実にバラエティに富んだバイキングメニューになった。あっという間になくなる料理もあるけれど、メニューの数も量も十分ある。空腹が収まったところで、あちこちの車座で話がはずみ、建物ひとつが大太鼓となっている。気のせいかその大音響が「百姓ばんざい」とも聞こえる。


熱気2

  外は雪がしんしんと降っている。やがて坂口さんのグループによる、アフリカ太鼓の演奏に乗って、踊りだす者や手拍子する者で熱気は最高潮に達した。こんな若いもんの熱情と行動力が全国に広がれば・・・、「日本の農業はまだイケル」とふと思うのだった。