消費者と生産者をつなぐデンマークのお得な生協

日本でも普及している生協。デンマークにも生協があるが、日本と異なるのは組合員によりコミットメントを求めることだ。

そのシステムから都市に住む人々が、これからどう農業や食とかかわっていくべきかを考えるヒントが見えてくる。
中略。
この生協が面白いのは、組合員は単なる「お客さま」ではいられないということだ。生協という組織はそもそも組合員による運営で成り立っていて、日本でも組合員が総代を選挙で選び、その人たちが組合の運営を決定するという仕組みがあるわけだが、生協を利用している人のどれくらいがこの仕組みを理解し、それに関与しているだろうか。多くの人は先に挙げたような安心・安全をうたう通信販売のひとつとしかとらえていないのではないだろうか。

しかし、KBHFFでは組合員に月に3時間、組合の業務の手伝いをすることを求める。この生協では消費者は商品を選ぶことだけによって経済にコミットするのではなく、組合の一員としてもっと深くかかわることを求めているのだ。その業務というのは市内に9つあるショップのレジ係として働くことでもいいし、組合の運営会議に参加することでもいいし、自ら野菜の買い付け先を探すなどイニシアチヴを取る行動でもいいのだという。

安く、安全でおいしい野菜が食べたいという消費者を、地域の生産者と消費者を結ぶ組合の活動に巻き込むこの生協のあり方、都市生活者が今後どう農業や食とかかわっていくべきか考えるヒントになるのではないだろうか.

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