「食農を通じたご縁」、おもしろいね

今日は、「食農」という見えない糸(意図)でつながるオモシロイ出会いだった。


10時半、予定より早く携帯電話が鳴り、軽トラを飛ばし谷川駅へ向かう。
11時、互いに初対面だという二人(竹内さんと田中さん)が、谷川駅前で待っていた。
ぼくと竹内英二さん(五感食育協会:理事長)は2回目(つい半月前に出会う)、田中知世子さんとは初対面。ピースクルーズ株式会社 代表取締役」とある田中さんの名刺裏を見ると、居宅介護支援、訪問介護、福祉用具レンタル、高齢者住宅事業など、大阪で幅広い事業展開をしている。

今日の予定を竹内さんに訊ねると、田中さん所有の古民家(丹波市山南町畑中)を下見してから、「昼食はあずき工房に予約しています」という。
「えっ、そこは田舎元気本舗の農商工連携事業の提携先ですよ」
「そこでもう一人の田中さんという女性と待ち合わせています」

田中知世子さん所有の古民家は谷川駅から車で数分、奥まった集落の山裾にあった。
丹美庵(タンビアン)と名づけられている。もちろん、トレビアンのしゃれ。
7月21日、竹内さんがここで料理教室をおこなう。
田中さんは月1~2回しか来ていないらしく、庭も畑も草ぼうぼうで、近所の人と草刈りや野菜づくりの相談。
それから3人で料理教室の食材のこと(村上農園のアイガモ米とのりたま農園の野菜を使ってもらう)や、今後の古民家活用法など、1時間ほど話し込む。相談のあと、すぐ近いところにある村上農園を二人に紹介しようと訪ねたが、あいにく不在。

春日町の柳田農園の「あずき工房」へ。
ここで篠山から来ていた田中孝美さん(赤ちゃん一人)と合流。4人でランチをいただく。
「あずき工房」明子さんは、特産あずき尽しの料理を提供しようと、自宅の部屋をレストランとして開放。まだ半年余りだが、あずき料理を中心に旬の食材を使った重ね煮料理は、徐々に評判を呼んでいる。ちなみに田中孝美さんは以前、明子さんの料理教室に参加して感動し、あずき工房のことを知ったのだという。


ランチのあと、3時頃に田舎元気本舗へ。
自宅に近い生駒の麓で自然農法の野菜づくりもしているという元料理人・竹内英二さんは、「五感食育協会で食育士を1万人育てる」と壮大な夢を淡々と語る。
大阪育ちの実業家・田中知世子さんは、都会暮らしに漠然とした不安を抱き、田舎に拠点をつくった。
同じく大阪育ちの田中孝美さんも田舎で子育てしたいと、篠山に最近移住。
食育、アトピー、農業、田舎暮らし、丹波ニューツーリズム、丹波カルデン、添加物、農薬、自然農法、医療、癌、ETC・・・。
それぞれの思いを、あれこれ話していると、4人は互いに初対面でも第3者(知人や友人)を通じてつながっていることがわかり、各人の関心事やテーマにおいても見えない糸(意図)でつながっているのだった。
「不思議なご縁ね」
「おもしろいね」
と我々は声をそろえた。「食農を通じたご縁」というのは地下水脈のように流れ、全国各地で起こっている(つながっている)のだろう、と実感した一日でありました。

食アドバイザー・竹内英二さんのサイト

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