クロピク、それは日本農業の病の象徴である

農業はクロロピクリン、通称「クロピク」という殺人兵器を所有している。ひとことで説明すれば、毒ガス。

 

実際に第一次大戦でドイツ軍が西部戦線線で使用し、多くの犠牲者を出した毒ガスを祖先にもつ。
こんな危険極まりない代物を今でも大量にごくあたりまえのようにして農業は使用しているということが、おとといバレてしまった。宮崎でこともあろうにクロピクを飲んで自殺を図り、自分だけが死ぬならともかく、担ぎ込まれた病院で54名もの人を巻き添えにするという農家の恥が出たのだ。今、村はこお百姓が会えばこの話題になる。
「よく飲めたなぁ~!どうやって飲んだんだっぺぇ。あれを開封して嗅いだだけで病院運ばれたカァちゃんがいたしなぁ。マルチから漏れ出して、近所一帯が避難したこともあったぺよ。車にクロピク持ち込んで窓締めてよぉ、開封したら1分ももたねぇべぇ。苦しかっぺよ・・・つるかめ、つるかめ」(茨城弁言文一致体。語尾をやや上げてお読みください)
そうなのである。今回、医師が吐瀉させた瞬間に治療室にガスが充満し、バタバタと人が倒れたことでも分かるようにとてつもない拡散力をもつ猛毒なのだ。これを何に使っているのか?土壌燻蒸である。土壌燻蒸といっても一般の人にはなんのことだかわからないであろう。燻蒸・・・いぶして蒸し上げるがピンとこないかもしれない。要するに、毒ガスを土壌に強制的に打ち込み、土中に毒ガスを充満させ、悪い虫を燻しあげ、蒸しあげてテッテイ的に殺すのである。(ブログ「農と島のありんくん」より)

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註)ありんくりんは沖縄語であれこれ。農業の話、村の話、そして沖縄の話を織りまぜて。

コメント:いやー、まったく驚きです。クロピクなんて初めて聞きました。丹波でこんなことは聞いたことがないので農業に詳しい何人かに確かめたところ、やはり「初めて聞く」と言っていた。いまだに丹波にも出荷用野菜と自家用野菜を分ける農家はいるけれど、こんな危険なものを扱う農家は丹波にいるのだろうか? 後日、もっと多くの人に確かめてみよう。
ところで、このブログの最後のコメントがいいですね。
「日本の土壌は毎日のようにどこかで土中絶滅戦争が行われ、いっそう土を崩壊させている。百姓だってやりたくはないのだ。その原因は、ただひとつ。虫食いを極度に嫌がる消費者のエゴが育てた市場にある。クロピク、それは日本の農業の病の象徴である。」