腸内造血説(千島学説)は普及しているの?

《血は腸で造られる!》
まさか、まだ血は骨から造られると思っていませんか?
それは古い固定観念です!

食物が腸壁の絨毛から吸収され、腸管で赤血球が造られ、
全身の臓器や器官に運ばれて、脳、骨髄、脂肪組織、筋肉組織、肝臓、腎臓などの体細胞に変化するのです。
ちなみに山で遭難するなど飢餓状態に陥ると、逆の反応が起こります!
各器官や組織の体細胞が赤血球に変化して全身に巡ります。
赤血球は白血球や血小板にも変化するのです!
これを血球細胞と体細胞間の可逆分化と言います。
要するに【血も食べたもので出来ている】ということです。

この文章は、『酵素フード協会』という団体のfacebookで紹介されていたので、さっそくシェアをした。千島喜久男が50年以上前に発表した腸内造血説(千島学説)の基本的な考え方だ。
千島学説は少なからず医師たちが認めているが、現代医学界では認められていないようだ。だからこの説を肯定する医師や学者は、この件に関してあまり表だって発言はしない。
ところが、ここにあっさりと規定事実のように書かれていると、千島学説は一般にもだいぶ広まってきたのかな、と思ったりもする。いや、そんなことはないだろうと思いつつ・・・端的な説明とイラスト図がわかりやすいのでシェアしたわけである。

 ちなみに、ぼくは拙著『桜沢如一。100年の夢』の第6章(プロローグその6)のなかで、千島学説のことを書いた。如一は、千島学説を知るとすぐにも賛意を表明したこと、そして千島喜久男をパリに招いて講演会(1963年8月)を開いたこと。その講演には、如一が翻訳している『生体による原子転換』の著者ルイ・ケルブランやパスツール研究所のステファノポリー博士も呼び、千島を交えて会食していることなどを。
“美食同源”をキャッチフレーズとする『酵素フード協会』がどんな組織なのか何も知らないけれど、facebookの記事をざっと見た限りでは、とてもまともなことを言っている。千島学説の普及をはじめ、今後の活動を大いに期待したいところ。

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