ふくしま集団疎開裁判(ブログ)

【報告】福島は訴える(地産地消の学校給食と屋外活動制限解除の郡山市からの報告2)


本日、郡山市の子どもたちを襲っている異変について報告しました(->こちら)。しかし、これは特別なケースではありません。
先日、郡山市で中学生を対象に塾をやっているお母さんからも同様の報告を受けましたので、以下に紹介します。
本日、郡山市の子どもたちを襲っている異変について報告しました(->こちら)。しかし、これは特別なケースではありません。
先日、郡山市で中学生を対象に塾をやっているお母さんからも同様の報告を受けましたので、以下に紹介します。
中学生がとても疲れているように感じる。
私の塾に通う中学生について言えば、本当に疲れていて、「眠い、眠い」と言って学習出来ない状況。こんなことは今までに経験したことがない。
塾生の母親15人と面談したが、やはり家に帰ると子どもたちはすぐ眠ってしまい困っていると言っていた。
また、アトピー性皮膚炎がひどくなったり、胃腸炎が長引いたり、頭痛がする、関節が痛いなどという塾生もいて、とても心配である。

郡山の子どもたちは、どうして、これまでに経験したことがないような事態になっているのか。 その原因として、郡山市は3.11以来、目に見えない放射性物質に囲まれ続けて、外部被ばくと内部被ばくにより危険な状態にありながら、これを防ぐ積極的な措置を取らず、「復興」の名の下に、次のような子どもたちを被ばくにさらしても顧みない施策、多くの子どもたちを極めて危険な状態に陥れる重大な犯罪行為「人道に関する罪」(※)と言わざるを得ない措置を取っていることが考えられます。
①.地産地消による学校給食

(1)福島原発事故により食品の放射能汚染が懸念されているにも関わらず、郡山市教育委員会は、平成23年11月8日より、地元産新米の使用を開始しましたが、その際、教育委員会内部で慎重に検討した文書類が存在しませんでした。
(2)そればかりか、同年11月16日に福島市などで暫定規制値を上回る新米の放射能汚染が発覚しましたが、郡山市では県による再調査が続くさなかも地元産新米の使用を続けました。
(3)学校給食で提供される地元産新米の放射性セシウム濃度の検査体制についても、当初は米販業者(JA)が中心となって行っていること、検査結果から、30Kg入りの玄米、10~42袋からサンプリングして1検体として測定していることが開示文書から示唆されました。(甲137武本報告書3頁)

②. 学校敷地内のホットスポットと屋外活動制限の解除

郡山市教育委員会は昨年1月からひそかに、小中学校のホットスポット調査を開始しましたが、郡山市民が情報開示請求により得た情報で、次のようなホットスポットがあることが判明しました(その詳細は->こちら)。
1)測定不能(9.99μSv/h以上=年間87.6mSv以上)の地点→延べ5校で6地点
2)6~9.99μSv/h         →延べ18校で23地点
3)3~6μSv/h            →延べ21校で27地点

しかし、郡山市教育委員会は、昨年3月、校庭の空間線量の平均値が0.2μSv/h以下、教室の空間線量の平均値が0.08μSv/h以下、そして、一昨年10月から昨年2月までの個人積算線量計測定でも被ばく線量が十分に低減しているとして、昨年度からの屋外活動制限の解除を発表しました(甲137武本報告書4~5頁)。

その結果、小中学校の敷地や周辺にはホットスポットが点在しているにもかかわらず、子どもたちは昨年4月から3.11事故以前と変わらない生活、当然マスクもせずに、屋外活動、部活動をしているのです。
たとえば、今年2月に陳述書を提出した郡山の市民は、自宅隣りの公園(郡山市の公式発表では、0.2μSv/h)を測定したところ、測定器の針が振り切れる、以下のホットスポット(年間87.6ミリシーベルト以上)が見つかりました(甲242陳述書(2)5~6頁)。

子どもたちは、目に見えない放射能からたえまのない攻撃を受けながら、日々暮らしているのです。

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