おいしいね 応へ聞きたき 夜長かな

 黒枝豆の出荷作業をしているときに、手すき和紙のはがきが届きました。手慣れたタッチで描いた枝豆の俳画の左端に、


おいしいね 応へ聞きたき   夜長かな

はがきの表には、「粒の大きさ、甘さ・・・丹波のはこんなに違うものかと、しみじみ味わいました」と書いてありました。
実はこのはがきは遠戚のK・E子さんから。この夏、ご主人を亡くされてまだ数カ月。新しいマンションでの一人暮らしになって、枝豆をぽつぽつ食べながら、ふと口をついて出た一句のようです。その姿が想像できるだけに・・・。それにしても、ひと筆でささっと特徴をつかんだ、味わいある絵だこと。

俳画みて 飽きずに食べる 暮れの秋     空太