ひょうごの在来種保存会 通信第16号

お蔭様で10周年を迎えます。
来年9月3日で丸10年、当初より10年はやる予定でしたので代表という立場は退きます。

今後の運営は主な世話人と話し合ってきましたが、県内を何箇所かの地域に分け、それぞれに代表世話人がいるようにしたいと考えています。大体は在来作物は探してきましたので、後はもっときめ細かく地域に密接にかかわって「種採り人」との交流を深めることと、未調査の作物をくまなく探索することが肝要だからです。だから世話人は多い方が理想的で、出来れば各行政単位にひとりくらいまでが理想です。兵庫も広いので意識ある人たちの協力をお願いしたいです。 
代表 山根 成人

●但馬地区  
当県で一番の「種」の宝庫です。今でも調査がすべて終わってない状態ですので、探せばまだまだ出てくる可能性がいっぱいです。神鍋の北村宣弘君の協力が力強いので大きな希望があります。出来れば西但馬、東但馬に彼のような若者が現れてくれたらと期待しています。

●丹波篠山地区
二つの市になったのでややこしい感じが否めません。丹波黒大豆、丹波山の芋、丹波茶などみんな篠山市です。だから一体化して考えたいものです。只この地区はずっと物足りなく思っております。こうした有名なブランド作物のほかにもっと、もっと奥深い種の文化が残っているのでないかと思うのです。地道にくまなく探索する必要があります。篠山の酒井菊代さんにお願いしたと考えております。

●阪神地区(摂津、三田) 
小林保さんがこの地区を受け持ってくれます。武庫一寸ソラマメは日本有数の歴史的な存在性のある作物です。また文明の波に翻弄され続けたのもこの地域。今までの体験を生かして隠れた作物を探し出してほしいものです。

●神戸、淡路地区
今まで10年で一番課題が残っている地区で、神戸市の近郊農地として換金作物に追われ、一
番種の失われてきた地域です。何とか10品種くらいを目標として探したしてほしい。現役の県職員の小坂高司さん(全体まとめ役)は多忙でもありますのでみんなで協力お願いします。

●播磨地区
多くの在来種がありましたが明治以前のものになると消失しているものがほとんど。まだまだ探索の余地はいっぱいありそうです。池島耕君に主な運営は頼もうと思っていますが、農、特に種そのものに関しての知識もこれからというところなので、何人かの協力が是非必要です。田中君始め有望な人もいっぱいおります。印刷編集など今まで通り玉田裕子さんが受け持ってくれます。

《目 次》
10周年に向けて‥‥‥‥‥‥‥・・・1
平家かぶら・美方ワサビ‥‥‥‥・・・2
丹波茶‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・・・5
モチ麦‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・・・6
神力田植え‥‥‥‥‥‥‥‥‥・・・7
但馬めぐり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・・8
西脇ゴマと里芋‥‥‥‥‥‥‥・・・11
淡路のビワ‥‥‥‥‥‥‥‥‥・・14
深志野のウリ(メロン) ‥ ‥‥‥・・・15
大豆の提携‥‥‥‥‥‥‥‥‥・・16
食用菊/土のコラム‥‥‥‥‥・・・17
佐用朝霧茶‥‥‥‥‥‥‥‥‥・・18
活動報告‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・・19

ひょうごの在来種保存会 通信第16号 2012年10月30日発行