水俣から国産初のネロリ

月刊「Macrobiotiqu」10月号で見つけた、甘夏ネロリの里の記事。水俣の教訓のもとに無農薬・無化学肥料で

栽培された甘夏みかんから抽出される精油「ネノリ」。もりたけいこさんという女性が、地域交流活動の傍ら試作実験を続けて2010年に開発した国産初のネロリ、ということです。あの水俣で開発したという点に、大きな意義があると思います。(村長)

以下「国産ネロリと水俣」より(http://www.neroli-hana.com/minamata.html
 
熊本県不知火海沿岸地域では、1950年代、日本窒素水俣工場の廃液によってメチル水銀に汚染された魚介類を食べることにより水俣病が発生し、多くの犠牲者、被害者が生まれました。
漁ができなくなったほとんどの漁業者が代わりの仕事として選んだのは、甘夏ミカンの栽培でした。
自らの体が化学合成物質の毒に侵された被害者の方々は、「人に食べてもらうものに毒は使わない」と40年以上前から無農薬有機肥料によるオーガニック栽培を選択。
まだオーガニック栽培の価値が広く知られていなかった当時、通常の流通路では販売できない無農薬有機栽培の甘夏ミカンを、いち早く産直方法で販売し、現在に至る産地と消費者の直接の信頼関係を築いてきました。
またこの産直販売が確立することによって、全国の他の甘夏ミカン産地がその後、伊予かん、デコポンなどの甘みの強い新種の柑橘類に転換していく中でも、 水俣周辺地域だけは甘夏ミカンの栽培を続けてくることができた理由ともなりました。
"オーガニック"であることの真の尊さを、身を持って学んだ水俣の人々。目先の生産性よりも安心・安全を選び、無農薬有機栽培を30年以上貫いてきました。
このような歴史の奇跡が、ここにしか無い「純国産オーガニックネロリ」を生むことになったのです。

(株)ネローラ花香房のHP http://www.neroli-hana.com/