第35回 丹波焼陶器まつりと味覚フェア

秋恒例の「陶器まつり」が10月20日(土)~21日(日)に開催されます。

丹波焼は、瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに日本六古窯の一つ。江戸時代前期小堀遠州等の指導により、茶入・水指・茶碗など茶器類に多くの名器を生み、直作、一房、花遊、一此の名工がその名を高めました。「丹波立杭焼」は国の伝統的工芸品指定です。
丹波篠山黒枝豆・山の芋・丹波栗など、秋の物産展も同時開催しています。秋の丹波道をゆったりお楽しみください。

会場:丹波伝統工芸公園「立杭 陶の郷」、篠山市今田支所周辺。兵庫県陶芸美術館及び各窯元

●お問い合わせ
立杭「陶の郷」(すえのさと)TEL 
079-597-2034
篠山市観光課:079-552-6907 

丹波焼の特徴
■生活用器づくりに徹する
窯が開かれてからおよそ800年、丹波焼は一貫して日用雑器を主体に今日まで焼き続けており、灰釉や鉄釉などによる素朴で飾り気がなく野趣味たっぷりな湯呑・皿・鉢・徳利・ぐい呑・壺・花瓶など「生活用器」の生産を身上としております。
■穴窯時代は自然釉
穴窯時代のやきものは、紐(ひも)づくりロクロ仕上げで、人工的な釉薬(ゆうやく)は使われず、穴窯の中で長時間焼かれることより、燃えた薪の灰が焼成中に器に降りかかって、原土の中に含まれた鉄分と融け合い、緑色や鳶(とび)色を自然発色しました。これが自然釉(ビードロ釉)といわれるもので、穴窯時代丹波焼の特徴となっています。
■窯変美の魅力
登り窯による焼成は約60時間続き、最高温度は1300度に達しますが、その結果燃料である松薪の灰が器の上に降りかかり、釉薬と融け合って窯変し、「灰被り(はいかぶり)」と呼ばれる魅力的な色や模様が一品づつ異なって表れるのが丹波焼の大きな特徴で、このため実用だけでなく、観賞用としても愛陶家に広く知れ渡り、しかも作品の焼肌に馴れ親しむほど、さらに色合いや模様が変化し趣を変えるのが、丹波焼の真骨頂といえるでしょう。

(ホームページより http://tanbayaki.com/  )