『咲・食』創刊おめでとう!

正しい食のあり方を考える情報誌『咲・食』(しょう・しょく)が創刊されました。

拙著『桜沢如一。百年の夢。』の取材の折、お世話になった岸江治次さんから、創刊雑誌の見本が送られてきた。正食協会(大阪)の事務局長だった岸江さんは、1年ほど前、(株)ウメケンという会社に転職して出版部(咲食俱楽部)の仕事に携わっていた。
 『咲・食』を「しょう・しょく」と読ませる、その心は? 「発刊にあたって」に、こんな解説がある。
「元来、食べ物には、いのちを育み、しあわせを創り出す役割がありました。
たとえば、おむすびの具は、梅干し、昆布、漬物、海苔など、世界に誇る健康食ばかり。日本人が長い年月をかけて培ってきた『食の知恵』です。
『咲・食』の「咲」とは、わらい。細胞の働きが活発になると自然にあふれてくる、ヒトだけが持つ感情表現です。「笑」とも書きますが、私たちは、笑顔を花に見立てた「咲」の字を選びました。略」
咲食を「しょうしょく」と読ませるのは、「小食」の意も込めているのだろう。病気をつくりだす最大の要因は、人間しかやらない大食や暴飲暴食である。この日本では年間4分の1の食料が無駄に捨てられているというのも、食を「いのち」と見ないからだ。
創刊号の特集は、「いただきます」。A5判・20ページ・オールカラーの小冊子だが、小泉武夫氏(発酵学者・食文化論者)が巻頭を飾り、ページ数のわりに中身はけっこう濃い。「Macrobiotic Bible」と副題にあるように、食の原点を見直す内容である。判を重ねて、息長く出版を続けてほしい。書店流通より自然食品店や薬店などに置くようだが、定期購読もできる。シリーズ6号までセット(2,800円)で販売。

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