花オクラが満開になったけれど

花オクラの淡い黄色の花びらが2輪、ひらひらと風にそよいでいた。清楚な気品と優雅さ。その美しさにほれて・・・、

去年の秋、柳田農園さんからその種を分けてもらった。この春に植えたところ、まあなんと、にぎやかに咲いたこと! 
大輪の花になると、直径20センチ以上あった。去年初めて見たときの倍ほどあり、清楚な少女から一気に変身した、濃艶なマダムを見る思いがした。
8月の残暑が長く厳しいなか、風もない日中はこの花を見ているだけでも暑い、暑~い。去年、柳田農園では花オクラの花びらを千切りにして、氷水に浮かべたソーメンに涼しげに散らしていた。しかしマダムにもなったこの花を摘む気になれず、ただ眺めているだけ。月の光にこそ似合いそうだが、夕方にはにしおれている。
実を食べるオクラのほうも、たくさん成り過ぎて食べきれない。せっかく見事に咲いてくれた花オクラ、もったいないからこの種を採取して、ほしい人に配ることにしよう。 (村長)

オクラと花オクラ(ウキィペデイィアより抜粋)
 オクラ(秋葵、Okra、学名:Abelmoschus esculentus)は、アオイ科トロロアオイ属の植物、または食用とするその果実。和名をアメリカネリと言い、ほかに陸蓮根(おかれんこん)の異名もある。日本に入って来たのは明治初期である。従来「ネリ」と呼んでいたトロロアオイの近縁種であるため、アメリカネリと名付けられた。現在の日本で主流を占めるのは、稜がはっきりしていて断面は丸みを帯びた星型になる品種だが、沖縄や八丈島などでは大型で稜がほとんどなく、断面の丸いものが栽培されている。

 トロロアオイ(黄蜀葵、学名:Abelmoschus manihot )アオイ科トロロアオイ属の植物。オクラに似た花を咲かせることから花オクラとも呼ばれる。原産地は中国。花の大きさは10から20センチで、オクラの倍近い。朝に咲いて夕方にしぼみ、夜になると地面に落ちる。果実はオクラに似ているが太くて短く、剛毛が多いうえ固いため食用にはならない。熟すると褐変して割れ、種子を散らす。主に根部から抽出される粘液を「ネリ(糊)」と呼び、紙漉きの際にコウゾ、ミツマタなどの植物の繊維を均一に分散させるための添加剤として利用される。