『片付け』の名目でボランティアを被曝

「ひまわりプロジェクト南相」便り
ボランティアはたいへんありがたいのですが、放射能に対して無知では取り返しがつきません。


南相馬市の小澤です。
福島県南相馬市小高区は、旧警戒区域の福島第一原発から20km圏内、国による除染区域です。外部被曝を積算管理し、作業後はスクリーニング検査、防塵マスク、ゴーグルなどで内部被曝を防止するのが除染です。被曝管理記録の保存は30年間で癌などの晩発生障害に備える義務があります。

4月16日、南相馬市桜井市長が警戒区域を解除し、首都圏からの若いボランティアや地域住民は、除染と同等の作業をしながら被曝管理や労災認定がない、単なる『片付け』を毎日しています。
ボランティアはたいへんありがたいのですが、放射能に対して無知では取り返しがつきません。いまこの危険な『片付け』をくい止めなければならないのですが、私たちの主張は、残念ながら心ない人たちに『余計なお世話』だとして真っ向から否定されております。
ボランティアが旧警戒区域内の南相馬市小高区で誓約書を書かされ、防塵マスクは支給されるが、保護メガネは支給されず、側溝の泥上げや草刈り・草むしりをしています。やむなく、国道6号線の東500mの泥上げされた土壌を調べました。

空間1m 0.2~0.3μSv/h
空間1m 50cpm
土壌面 200~300cpm
土壌Cs 5,100 Bq/kg

※極めて危険ですが、これは主に放射性セシウムの計測値です。残念ながら、プルトニウムや放射性ストロンチウムは計測しておりません。作業によって、土ボコリと共に放射性物質が飛散して、吸引してしまいます。

〈参考〉
高線量の私の自宅庭
空間1m 1.8μSv/h
空間1m 350cpm
土壌面 1,360cpm
土壌Cs 47,500Bq/kg

自宅裏の耕起した畑
空間1m 1.5μSv/h
土壌Cs 3,600Bq/kg

参考:「放射線ってなあに?」放射線と細胞のしくみ・DNA

http://www.nuketext.org/kids/radioactivity/11disease4.html