半減期が24,000年のプルトニウム

「ひまわりプロジェクト南相」便り
福島県内13ヶ所でプルトニウム検出、最大で1m2当たり19ベクレル、避難指示区域のほか(南相馬市原町区など)で検出されたのは今回が初めて・・・。『原子力安全・保安院、8月21日午後5時30分の記者会見』・・・本日の福島テレビの放送より抜粋です。

福島県南相馬市、ひまわりプロジェクト南相馬、代表の小澤洋一です。
国は『検出されたプルトニウムは微量で健康への被害はない』としていますが、25cm四方にプルトニウムが1個落ちているようなもので、土いじりや落ち葉 の片付けで、その1個が肺に入ったら、死亡してからも、半減期が24,000年のプルトニウムが細胞を攻撃し続けることになるのです。

本日、南相馬市小高区で海岸線に近い、JR常磐線の桃内駅のホームに落ちている黒い物質の計測をしてみました。空間の放射線量率は 0.5μSv/h、黒い物質が落ちているところでは 3.2μSv/h、表面汚染は添付の写真のように 10,300cpmでした(バックグラウンドでは約100cpm)。風で飛散し、吸引したら内部被曝は避けられません!
夕方、首都圏から南相馬市小高区にボランティア活動に来ていた若者3名と会い作業内容について尋ねてみました。やはり、泥上げや草刈りが作業メ ニューに入っていました。放射能について事情を詳しく説明しますと、『全然状況が解らなかった』と顔色が青ざめて、正確な情報をありがとうございますと言 い、早速 twitterで状況を発信していました。

翌日、8月22日の追申メール

南相馬市の小澤です 。
19 Bq/m2のプルトニウムの個数と重さ(質量)を計算していただきました。

◆個数=21兆個 /m2
崩壊数(Bq)=(0.693/T)×N ここに、T;半減期、N;原子の個数。
崩壊数19 Bq(1/s)、半減期24000年=7.6×(10の11乗) 秒、とすると、プルトニウムの個数N=2.1×(10の13乗) 個=21兆個
2,100万個 /mm2 ですから、直径1mmの鉛筆の断面積0.785mm2では1,648.5万個 ≒1,650万個/鉛筆の断面積 ということですね!
米粒一つだったらもっともっと凄い個数ですね。

◆重さ=0.0084μg/21兆個
重さMは、プルトニウム239は 6×(10の23乗) 個が239グラムに相当するので、21兆個の重さは、重さM=8.4×(10の?9乗) グラム=0.0084 マイクログラム
1個当たりの重さは軽すぎて想像できません。簡単に飛散し、ホコリと共に容易に吸引しますね。
マスコミや文部科学省の副読本は、このような解説をする義務があると考えるものですが…。
 

参考:「放射線ってなあに?」半減期って何のこと

http://www.nuketext.org/kids/radioactivity/05radioactivity5.html