青年海外協力隊(ネパール)・高野渚さんのレポートを連載

今年1月、「食農・海外事情」のコーナーで、辻井博先生の『ネパールの棚田調査ノート』を連載しました。その第1回目の記事で紹介されている、辻井先生の教え子だった高野渚さんから、ネパールの現地レポートを送ってもらうことになりました。


ネパールのシイタケ栽培について現地レポート


高野渚さんは石川県立大学生物資源環境学部生産学科卒業後、約1年間ソフトウェア開発会社でSEの卵として勤務・退職した後、青年海外協力隊としてネパールに赴任。任期は2年、あと半年を残すだけとなって忙しいときかと思いますが、辻井先生を通じて現地レポートをお願いしたところ、快く受けていただきました。 
先日、高野さんからはこんなメールが届いています(一部紹介)
「実際の活動は、うまくいかないことがほとんどです。正直に言うと、私のような若輩者の力では何もできません。ただひたすら真摯にこの地域の人々と向き合うだけです。それでも何とか、現在ネパールで高値で取引されているしいたけの栽培普及活動が波にのり始めました。略。
ネパールの山間部の農村はまさに日本の戦後間近と同じ状況にあるように感じられます。
私はこれまで過疎化に対して強い思いを抱いてきました。ただ、日本では経験も知識も浅く何をしたらいいか全く分からずただ奮然としていただけでした。しかしここ、ネパールではもしかすると日本と同じように歩む可能性のある農村に、過疎化を食い止める働きかけができます。何も成果は残せない、何もできないかもしれないけど、ここに暮らし、何かしようと熱い思いを抱かせてもらえていることにとても感謝しています。
問題はたくさんあるしつらいことも多いけれど、日本と違う文化圏でいろいろな人と交流しいろいろなことを経験できることは大変幸せなことです。ネパールに住んで1年半年、結果つらい<楽しいな状態です。」
というわけで、「シイタケ栽培」についての現地レポートを連載していきます。お楽しみに。