マムシさんはカモミールがお好き?

我が家の丹波カルデン(約250坪)には7~8種のハーブが雑然と生えている。ローズマリー、タイム、セージ、オレガノ、レモンバーベナー、バジル、ローマンカモミール・・・


昨夜のどしゃぶりで今日の分まで降ってしまったのか、今朝は晴れ間が見えて畑日和だ。
ローマンカモミールの可憐な花がいっぱい咲いていたので、摘み取ってハーブティでも楽しもうか・・・と、手を差し出そうとしたときだった。
「アッ・・・」
あの特有な渦模様、もんもんのイレズミを全身に描いたヘビの半身が見えた。ローマンカモミールの茂みでアロマセラピーでも楽しんでいたのか?
慌てて近くにあった棒で突き刺した。が、体をクネクネと巻いて逃げようとする。ミッチィーが吠えだす。
「ミッチィー、待て、待て!」
先月末、ミッチィーはマムシにやられたばかりなのに。マムシに咬まれた左の鼻の下は、米粒2つ分の傷跡が残り、まだ毛が生えていない。「懲りないやつだ」と焦りながら、もう一本の棒を取ろうとするが、手が届かない。このままでは逃げられてしまう。
咄嗟に、そばにあったブルーベリーの鉢植えを重石がわりに棒の上に置いた。そして2本目の棒を取ると、一撃! 手ごたえあり。

 らぶらぶの蛇の邪魔をする
6月にもなると必ず1匹や2匹のマムシと遭遇するが、畑のしかもハーブのなかにいるとは! ハーブの茂みに常連さんの普通の蛇がいるのはわかっている。そこは草刈りの器械も襲ってこないから安全で涼しいし、畑の中ではいちばん過ごしやすいのだろう。普通の蛇ならどうということないので放っておく。しかし、マムシを見つけたら、そうはいかない。
今朝は、ミッチィーの仇とばかりに一撃でしとめたが・・・、ひょっとしてマムシさんもハーブがお好きなのか? だとすると、うかうかと花を摘めないなぁ・・・。
ミッチィーはしかし、どんな蛇にも向かっていく(この本能があるから素晴らしいのだけれど)。この間もミッチィーが土手の下に向かって突然吠えだした。見ると、10メートルほど先に2匹の蛇がもつれあってラブラブの最中ではないか。無粋なことにミッチィーは近づいて吠えたてる。
「こらっ、ミィチィー、止まれ! 止まれ」
だが、興奮したミィチィーは言うことを聞かない。いまにもアタックしそうだったので、蛇に向かって小石を2、3回投げつけてやった。すると、2匹の蛇はびっくりして離れると、東と西の穴のほうへするするともぐりこんでいった。いかにも名残惜しそうに互いに振り返りながら。