森は「海の恋人」だけじゃない

自伐林業システムを活用した間伐作業(3月21日)
 漁師山に登る・・・。かつてそんなニュースがずいぶん話題になった。山や森が健康であってこそ海の資源も育つということで、漁師が山に登って植林するようになったという話。

その運動の発起人は宮城県北東部(岩手県境の唐桑町)で牡蠣(かき)養殖業を営みながら「森は海の恋人」運動を展開する畠山重篤さん。http://www.e-tohoku.jp/library/wa/003/index.html

 この運動はしだいに広がり、三陸の牡蠣はブランド力をいっそう高めていくことになったが、東日本大震災で壊滅的な打撃を受けた。だが、さっそく「三陸牡蠣復興支援プロジェクト」http://sanriku-oysters.com/ が立ち上がり、全国に支援の輪が広がっているようだ(わが家も一口だけ)。

 それにしても「森は海の恋人」とは、とてもよいネーミングだと思う。でも森は海だけの恋人ではなく田畑にとっても恋人なのだ。山からきれいな水が供給されるから田畑もうるおう。だから昔のお百姓さんたちは、山は先祖の魂が宿るところとして大切に守ってきた。しかしいまや日本の森林は荒れ放題。この丹波においても間伐しない(できない)山が多いので、本来の森林の価値がますます下がっていくばかり。山の木は適度に間伐しないと木々が立派に育たないし、台風や大雨でなぎ倒されたり土砂崩れの原因となる。
木を間伐しても一銭にもならないから誰も手をつけたがらない。
そこでいま、間伐材を何とか価値あるものにしようというわけで、「自伐林業システム」というビジネスモデルができつつある。四国は土佐で始まったので「土佐の森方式」ともいわれ、全林協もこの運動を広めようとしている。簡単にいえば自分の山の間伐材を伐り出して納めたら「おこづかい程度」の収益になるという仕組みだ。
さて、NPO法人丹波里山くらぶとしてもこの運動に賛同して、3月に一度試験的にやってみようということになりました。間伐材は、丹波市から「自伐林業システムの構築」の受託をしているNPOサウンドウッズが買い取るということです。

間伐する山は、丹波市春日町野上野(のこの)の集落内にある山。
日時は■321日(水)午前9時~午後3時(野花宅9時出発)
                     (昼弁当支給)
 関心のある方は、丹波里山くらぶにお問い合わせを

TEL(090)4499-5048 野花志郎(理事長)
または、田舎元気本舗(0795-70-3200)まで。
  NPO丹波里山くらぶでは、常時会員を募集しています。ボランティア活動の希望者だけでなく、きのこを植えたい、薪作りをしたいという方もどうぞ。

※参考 自伐林業システムとは?
全林協    http://www.ringyou.or.jp/publish/detail_1086.html

土佐の森方式 http://www.npobin.net/111021Nakajima.pdf