遺伝子組み換え種子と除草剤をセットに

 ある日、環境問題や国際情勢に詳しいRさんが、「モンサント社は、ごっつうエゲツナイ会社や!」と吐き捨てるようにいった。私はピンときた。


モンサントといえば除草剤のヒット商品「ラウンドアップ」。ホームセンターに行くと、この商品がPOP付きでずらりと陳列してある。
「エゲツナイ」とRさんが言うのは、遺伝子組み換え種子と農薬・除草剤などをセットにして戦略的に巧みな商売をやっているからだ。
なにしろモンサント社は、農薬に強い遺伝子組み換え種子では90%の世界シェアをもつバイオ化学企業で、除草剤の分野でも大きなシェアを誇っている。ベトナム戦争で使われた枯葉剤を製造したことでも有名だ。そのモンサントと住友化学が長期的協力関係をむすんでおり(2010年10月20日)、その住友化学の会長が、現経団連会長の米倉弘昌氏ときている。その地位を活かし、「TPPに参加しないと日本は孤児になる」と発言したことでも、いまや時の人となっている。
アメリカ主導のTPP、モンサント、住友化学、経団連、TPP推進、遺伝子組み換え種子に除草剤・・・うーん、あまりにもわかりやすいパズルなので、あきれ果ててしまう。しかしそれでもマスコミはこうしたパズルを解こうとしない。解き明かせば、大事な広告主を失うからだろう。ちなみに、モンサント・住友化学は、雑草防除(除草剤)のことを「農作物保護」と呼んでいる。それにしても、草や虫や微生物を殺しながら「農作物保護」とはうまい表現であること。
公平を期すために、日本は世界第5位の農業大国であり、遺伝子組み換え種子は何ら問題ない、TPPは大いに推進すべし・・・と力説している『日本の農業が必ず復活する』もついでに紹介しておきましょう。
モンサント、住友化学でヤフー検索すると84万件も・・・、次の3つを挙げておきます。(平野)

日刊ゲンダイの記事2011.11.23
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/459b2bd8ec80da666c42d04edbae66be

ブログ「ざまぁみやがれい!」より
昨日、2011年11月11日、田中康夫氏の衆議院予算委員会にて、経団連会長の米倉弘昌氏が、会長を務める住友化学がモンサント社と長期協力計画を結んだ上で、TPPを推進している事実に言及した。奇しくも、経団連会長の米倉氏は、原発推進のメッセージも発信し続けているが、同時に放射能ビジネスをGE(ジェネラルエレクトリック)社と手を結んで行っている。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65775032.html

「ひろまるネットワーク G.R.A」より
TPPとは、モンサントと住友化学による遺伝子組み換え食品で日本を支配するための道具である。
http://gra.world.coocan.jp/blog/?p=5399