サルでもわかるTPP

メディアの報道がいかに偏向的であるかということは、いまや多くの国民が気付いているだろう。3.11の報道においては特にマスコミはその信頼性を失ったように思える。そして今は、TPP問題や増税問題についても世論誘導のため、TPPありき、増税ありきといった情報が意図的に流されているようだ。

どうせ多くのサル(国民)にはわからんだろうと、カシコイ官僚たちは思っているんでしょう。
しかしインターネットの世界では、玉石混交の情報が氾濫しているが、まともな意見や情報も少なくない。マスコミがあえて口をつぐんでいるような情報が公開されている。自分の頭で考え、自分自身で判断するためにもインターネット情報は欠かせないものになってきた。
TPP問題については、農業関係者の反対が多い。私も遺伝子組み換え食品が“自由化”することを最も懸念しているのだが、参加によるデメリットは食農の行方だけでなく、あらゆる分野に大きな影響を及ぼすことを、遅ればせながら改めて考えさせられているところだ(最近読んだ『メディアの大罪』はお奨めです)。
もとよりTPPはアメリカの国家戦略であり、日本政府はいろいろな意味でアメリカのご機嫌取りをしなくてはいけないのだろう、という“認識”は私にもある(だから正直に言うと私は、TPPに参加したらいいと反動的?に思った時期もあった。そのほうが、食農の大切さにも気付くだろうから、と)。しかしそれにしても国民の我慢にも限度があろうというものだ。いまは何より震災復興、デフレ脱却が最優先であるべきなのに、国民の目を外に向けさせて、どさくさまぐれに増税にもっていこうとしている。
インターネット(yahoo)でTPPを検索すると、3,300万件以上あった。そのなかで、わかりやすい反対意見があったので2つ挙げておく。「サルでもわかるTPP」と「News Spairal」。
賛成派は農業もグローバリズム(開国)でいかなくては未来がないと言うが、こうした反対意見に対して、納得いくようにまともに応えてもらいたい。(平野)

サルでもわかるTPP http://luna-organic.org/tpp/tpp.html

 TPPは農業問題じゃないヨ!放射能のように、日本人すべての上に降りかかってくる大問題!原発よりも危険かも!! だって、日本がTPPに加盟したら…

 〇国民皆保険制度がなくなってしまうかも。盲腸の手術だけで500万円、それが払えない貧乏人は死ぬような社会がやって来る!?

 〇日本の食料自給率は39%から13%に下がる。近いうちに必ず世界的な食料危機が起こるから、突然食料輸入が途絶えて餓死者が出るようなことになるかも。

〇遺伝子組換え食品が蔓延し、そうでない食品を選ぶ自由すら奪われちゃう。

〇牛肉の月齢制限や添加物など食の安全基準が緩くなって、健康への悪影響が心配。

〇低賃金労働者が外国から入ってくるから、日本人の給料はますます下がる。職を奪われて失業も増えるよ。そのうち外国まで出稼ぎに行かなきゃならなくなるかも。

〇デフレがますます加速するよ。今まで日本国内で回っていたお金がどんどん海外へ流出しちゃうよ。景気はますます悪くなり、日本はどんどん貧しくなるよ。

そして何よりも問題なこと……国民を守るために、国民の代表が決めた法律や制がアメリカ企業の都合によって、いくらでも変更してしまえるようになる。国民の主権が奪われちゃうよ。民主主義の崩壊だよ。

「サルでもわかるTPP」は全編、安田美絵(ルナ・オーガニック・インスティテュート)が書いています。

 News Spiral より(中野氏の話はとても論理的な正論です)

中野剛志:TPPはトロイの木馬──関税自主権を失った日本は内側から滅びる

http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/01/tpp_5.html