I ターン農家が地域の力に

野菜出荷状況(10月−11月上旬)

   10月に入って日中は暑い日もありますが、朝夕は肌寒く、ようやく秋らしくなってきたようです。心配された台風ですが、大きく西に逸れたので丹波市での被害は少なくてすみました。一部水に浸かった地域もあったようで、ピーマン、万願寺とうがらし、茄子などが枯れたところもあるようです。

  和歌山県で大きな被害があった那智勝浦町口色川地区は昔から日本有機農業研究会の幹事をされてきた村山勝茂氏ら「耕人舎」メンバーを中心に、30年以上も有機農業を推進してきたIターン先進地です。現在、この地区には22世帯51人のIターン農家が住んでおり、人口の4割を占めています。
今回の台風ではこの若い世代が旧住民と協力し、命がけで住民を助けたことが大きく朝日新聞に載り、Iターン者が徐々に地域の力になりつつあることが報道されました。
市島でもIターン者は増加していますが彼らの力を地域の農業復興にいかに生かせるかが今後の課題になっています。

 台風の大雨で・・・端境期が長引く

  作付けは台風に伴う長雨で大幅に遅れており、端境期が長く続くのではないかと予想されます。9月の長雨で野菜の初期に虫の害が出て葉のそろいも悪いように思います。池野さんの畑では虫の害が多く、青梗菜、水菜、大根を再度、10月1日にまきなおしました。中井さんの畑でも作物にダイコンサルハ虫が大発生しているそうです。
ピーマンは順調に出ています。茄子は寒さで生りが悪くなってきていますが引き続いて出荷されます。万願寺とうがらしも引き続いて出ます。大根菜、ニンジン菜などの間引き菜もそろそろ出てきます。インゲンも出荷が続きます。  
甘藷、新生姜も出荷されます。大谷さんの畑では猪が出て、甘藷が全滅したそうです。橋本の畑でも甘藷に小動物(野ネズミ?)の害がありました。(市有研だより 2011.10月号 橋本慎司)