平成28年元旦のご来光を浴びて

太古の昔 ここは湖だったという丹波盆地
戦国の山城に登って平成28年元旦の初日の出を待つ


薄闇につつまれた本丸の石垣に立つ
風はない
空気の冷たさが少し火照った身をひきしめる
ぐるり見渡すかぎり
乳白の雲海にかこまれた山々の間に
真新しい太陽がゆるりゆるりと登ってきた。

予告どおり、7時13分。

 
天照大神が岩の間からちらり顔をのぞかせたときも
人々の期待や希望が
赤子のほっぺのようにふくらんだのだろう。
するりするりと音もなく、おごそかに
大空の幕が開くように
まわりの空気が紅色に染まっていく。
なぜこんなに紅いのと
改めてふしぎに思えるほど真っ赤かの真っ赤かで、
コレまさに 
採れたてホヤホヤのご来光だ。



あちらこちらで詞にならない歓声の息がもれている。
エネルギーあふれる光をあびながら
手のひらをあわせ、こうべをたれる
となりのカミさんにも黙ってこうべをたれよう
何おもうでもなく何いのるでもなく
ただただ
小学1年生のように幸せでありました。

明けましておめでとうございます。
みなさまにおかれましても
この太陽のように輝かしい1年でありますように!
ご健勝ご多幸をお祈りいたします。
本年もよろしくお願い致します。

                平成28年元旦  田舎元気本舗 村長