提携フォーラム in 兵庫 2015年8月29日(土)午後1時半より   

崩壊の危機に立つ日本農業・農村を再生するため、有機農業に対する国民のより深い理解と広がりが、いま必要です。そのために「提携」という方法は、大きな役割があると思います。

日有研では、各地で「提携フォーラム」を開くことを決め、関西では今年2月に京都で第1回目のフォーラムを開催しました。この成果をふまえ今回のフォーラムでは、どうすれば新たな提携関係が生まれ、また現在ある提携が広がっていくのか、を改めて考えてみたいと思います。

40数年前に日有研が提唱し、各地・各国に広がった提携有機農業運動は、現在、多様な展開をみせています。提携関係団体がJAS認証制度を取り入れたり、JAS認証制度を入口として提携関係が生まれたり、まったく日有研のことを知らない世代が必要性に迫られインターネット取引から提携関係へと進んだり、様々です。
そして農山漁村地域への定住願望がある都市住民は32%(10年前の1.5倍)、特に20代男性では47%に上るという「すごい数字」が『2014年度農業白書(食料・農業・農村の動向)』に載っています。この流れは確実に有機農業増加・オーガニックライフ広がりの追い風になるだろうと思われます。

こうした現状に関心を寄せ、互いの提携の経験を持ち寄り、生協などが取り組んでいる二者認証からも学び、若い世代の意見にも耳を傾けることによって、本フォーラムが新しい時代を開く試みとなれば幸いです。

有機農業やオーガニックライフの広がりに関心を持つすべての方々の参加をお願いする次第です。

日有研理事 並木芳雄氏を囲んで「提携」を考える

主催 日本有機農業研究会関西ブロック 幹事6名     
        
尾崎零 小林美喜子  津田君江  槌田劭 橋本慎司  本野一郎 

とき    2015年8月29日(土)午後1時半より            
ところ   東灘区民センター 8階第1会議室(JR住吉駅徒歩2分)

【プログラム】 --日有研理事 並木芳雄氏を囲んで「提携」を考える-- 
進行 大野貞枝(食品公害を追放し安全な食べ物を求める会代表)

セクション1 講演 提携の理念と実践について                  
講師 並木芳雄 (日本有機農業研究会理事)
【講師プロフィール】 
1952年生まれ。有機農業農家歴36年 提携による農業経営を実践。
有機農業の先駆者大平博四氏に師事。1979年、近隣の生協と提携を始める。
1985年、野菜の会を発足させる。39歳で生産出荷組合の組合長に選ばれ有機農業の取り組みを提案。現在、小麦づくり体験など都市生活者との交流活動を実践している。埼玉県和光市在住 長男が後継者として経営に参加
2010年「地域がささえる食と農 神戸大会」に参加し、それがきっかけで同年、英国土壌協会の招きでイングランド南部のCSAグループと交流。
兵庫県有機農業研究会翻訳の『バイオダイナミック農業の創造―アメリカCSAの挑戦』(1996年出版)に早くから注目するなど、地域に根ざしながら世界の動きにたえず目を開いている。

セクション2 パネルディスカッション 提携30年、有機農業が直面する課題    
パネラー 兵庫の提携生産者・提携歴33年 牛尾武博(兵庫県有機農業研究会理事長)
パネラー 埼玉の提携生産者・提携歴36年 並木芳雄(日有研理事)
パネラー 兵庫の提携消費者・提携歴30年 大沼和世(生協都市生活監事)         
司会 提携歴・34年 本野一郎(日有研幹事)          

セクション3 フリートーク  未来にむけて 次世代が考える提携             
発言1 提携生産者 井上陽平  コープ自然派との提携 ベランダオーガニック講師
発言2 提携消費者 前田陽一  生協の考える提携 コープ自然派兵庫専務理事
発言3 提携生産者 渋谷嘉一 提携2世として 「共同購入 菜の花の会」と共に 
発言4 提携消費者 谷口一生  提携を引継いで 食品公害を追放し安全な食品を求める会
発言5 提携生産者 松崎寛之  ひとりで作ってきた提携 新規就農してみて          
発言6 提携事業者 福井佑実子 私の見てきた提携 農水省6次産業化プランナー  
司会 尾崎 零(日有研幹事)

セクション4  まとめ討論  これからの提携と認証制度を考える                        
協同組合・協同購入会・個人対個人の提携など、多様な提携の共存にむけて
司会 橋本慎司(日有研幹事)

協力依頼 日本有機農業研究会 団体会員、運営会員             
“提携フォーラムin 関西”(本年2月14日開催)協賛団体       
農を変えたい!全国運動関西地域ネットワーク構成団体