26種の木に名札つけ

「雑木」という名の木はないs-DSC_1191205.jpg

 この日の作業には、メンバー8名が参加。塞がれていた獣害防柵の入口の丸太と鉄杭をはずし、地面をコンクリートで固め、扉を開けるようにした。コンクリートは砂と水がなくても湿った山土でも固められる、という経験知を得た。

s-DSC_1191025.jpgこれで野上野~柚津の峠道は開通した。この後、マリオこと山崎春人さんが、峠道沿いの木々に名札つけするのに後ろからついていった。

 風にそよぐソヨゴ

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 山崎さんが下見していた木枝には目印の黄色いテープを貼ってある。その木にプラスチックの名札をつけるわけだが、私も含め10人以上いるメンバーの誰も、木々の名前がわからない。マツ、スギ、ヒノキなど以外はひっくるめて雑木だ。もちろん、クリ、馬酔木、カシ、サカキ、ヒサカキ、ツツジ(ドウダンツツジ、コバノミツバツツジ)ぐらい知っているが、山崎さんが選んだのはネジキ、リョウブ、ソヨゴ、コシアブラ、ウリカエデ、ヤマウルシなど26種。この山は植生が豊かで、実際はこの何倍もの種類があるという。
「葉っぱと木肌を見ればわかる」と山崎さんは言うが、説明を受けた先から名前を忘れてしまう。
「風にそよぐ姿が美しいので、ソヨゴと名づけられた。葉っぱが波状になっていますよ」

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なるほど、たしかに。そういうイワレを聞くと覚えやすい。雑草という名の草はないように、雑木という名の木もない。
ばっさり伐られた幹の上に新たな枝を伸ばし、下の幹の葉よりずっと大きな葉っぱを芽吹かせている木。これも自然の生命力かと感心する。岩の擬態のような名も知s-DSC_1191221.jpgらぬキノコにも当然、存在理由があるのだろう。
高校の理科の授業では、かくれて小説ばかり読んでいた。里山くらぶのメンバーたるもの、もっと山の自然を勉強しなくてはと反省しきりでありました。

(2011.9.10 H.T)