生かしきれないスィートバジル

ハーブの王様と言われるけれど

s-DSC_bajiru2.jpgこの春、スィートバジルの種から苗を40500本つくり、空楽園(わが家の畑)と丹波カルデンに植えた。ハーブはもともと野生のものだから肥料(もちろん農薬も)はいっさいやらない。それでも周囲の雑草と競争してぐんぐん育っていった。
 バジルの原産はインドで種類はいろいろある。スィートバジルは西洋料理では「ハーブの王様」と言われる。パスタや肉料理などとくにイタリアン料理で使われる。わが家もパスタ料理には重宝したけれど、近所の人に分けてあげてもそれほど喜ばれない。とくに和食中心の年配者には。これが都会なら・・・、やっぱり丹波は田舎だなんだなぁと改めて納得。

日本の創作料理に生かせないものか

s-DSC_bajiru1.jpg 「自由に採っていい。お代金はそちらにお任せ。クリスマスに煙突から何かプレゼントを入れてくれたらいいよ」
鹿料理専門店・無鹿(丹波市柏原)の若い店主コウタニ君にそう言って、好きなだけ採ってもらったり、お店まで届けたり。それでもバジルは採った先に枝葉を茂らせる。この夏、畑の手伝いにきたブルーノは、バジルペーストでパスタをつくってくれた。妻は、一年中使えるように日陰で乾燥させたバジルの瓶づめを作ったけれど、採っても採っても、枝を切ったところから新しい枝葉を茂らせていく。シソもそうだが、スゴイ生命力だ。しかし、10種類以上植えている他のハーブも同様、PR不足で供給先がない。

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 バジルはシソ科だから、8月も半ばをすぎるとシソに似た種をつくりだす。でも、同じシソ科でも香りはまるで違う。夏場の日本料理には欠かせないシソの代わりに、このバジルを生かせないだろうか。さすがにソーメン汁の薬味には合わないにしても、いまや日本料理は世界の健康食であり、創作料理でもあるから、スィートバジルを生かした料理もできるはず。現に、丹波の野菜と鹿肉をメインにした日本料理の「無鹿」では喜んで使ってくれた。
この秋に種を採り、来年はもっとPRしていこう。そうだ、廃油から手作りの石けんづくりをしているグループ(エコ春日)にも使ってもらおうとしよう。  (2011.8.24 村長)

※ 鬼も笑う来年のことになりますが、スィートバジルをはじめ他のハーブ(ローズマリー、ラベンダー、タイム、ミント、レモンバーム、オレガノ、カモミール、セイジ、マジョラムなど)の予約を今から受付けます。お気軽にご相談ください。 → info@ing-hompo.com

 

s-DSC_mujika1.jpg無鹿はこちら→http://hayama.main.jp/musica  

 

 野菜ソムリエでもある若い店主コウタニ君