「作る人」と「食べる人」をつなぐ月刊誌=「東北食べる通信」

東北のこだわりの食材と、その食材を生み出した生産者のストーリーがセットで楽しめる月刊誌

岩手で育った「短角牛」や宮城で採れた「完熟牡蠣(かき)」、福島で作った「鈍子(どんこ)のつみれ」-。東北のこだわりの食材と、その食材を生み出した生産者のストーリーがセットで楽しめる月刊誌「東北食べる通信」が、全国の食通の関心を集めている。
NPO法人「東北開墾」が2013年7月、創刊した。毎月1回1980円で、産地直送の旬の食材と情報誌を届ける。これまで、17生産者の食材を紹介し、定期購読者も創刊時の約350人から約1400人まで増えた。
同法人代表理事で編集長の高橋博之さん(40)は、06年から岩手県議を2期務め、11年には同県知事選にも出馬した経歴を持つ。現在は、「日本を変えるのは食の在り方だ」という考えを基に、農業や漁業など「新しい1次産業の創造」を目指す活動を進めている。
「料理人は華やかで、目立っている人も多い。それに比べ、食材を作っている生産者にもすごい人はたくさんいるのに、目立たず取り残されている」と、高橋さん。工夫や努力を重ね、こだわりの食材作りを続けている「すごい生産者」を掘り起こし、顔が見える形で消費者につなげようとするのが「食べる通信」だ。

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