イチジクの栽培でソーラーシェアリング、2メートルの木の上に太陽光パネル

大阪府では東南部の南河内地域を中心にイチジクの栽培が盛んで、全国でも第3位の収穫量を誇る。

南河内地域の羽曳野市(はびきのし)にある大阪府立環境農林水産総合研究所では、府の特産品であるイチジクと太陽光発電を両立させる試験を2014年7月から実施中だ。
イチジクの木は高さが2メートル程度になるため、地上2.3~2.5メートルの位置に太陽光パネルを設置した(図1)。太陽光パネルの発電能力は1枚あたり100Wで、3本の木に2~4枚ずつ、合計で9枚を試験に利用している。パネルの角度は南に向けて10度に統一した。
イチジクは平地で栽培できることに加えて、光合成に必要な日射量が果樹の中では最も少なくて済む。こうした特性から、営農と太陽光発電を両立させる「ソーラーシェアリング」に適した農作物と考えられている。

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