案山子さんも「がんばろう、日本!」

案山子まつり( 第14回目)s-DSC_11881.jpg

 案山子って、懐かしいですよね。いまどき、イノシシやシカ、カラスだって、そう思っているかもしれません。「人間って、アホやな。そんな古手の脅しは通用せんで」と・・・。まぁ、そう言わんと、君たちも見てくださいな。

 この夏で14回目を数える案山子まつりが昨日(8月7日)から始まった。40数体のかかしさんが、かんかん照りの農道にずらりと勢ぞろい。お盆過ぎ頃まで炎天下に立ちつくす。

s-DSC_118847.jpg 場所は、丹波市市島町の鴨庄(かものしょう)という集落内の農道。田舎元気本舗から車で15分の距離、少し東へ走るとそこはもう京都府の三和町に入る。

ちーたん(丹波竜のキャラクター)

s-DSC_11884.jpgおおらかに笑う案山子さん

 鴨庄の集落人口は約500人、世帯数は100戸ほど。隣近所の何人かの組ごとにわかれて案山子1体をつくることになっている。
   案山子というより、小中学校の学園祭の仮装行列のような作品? 例年、その年に話題となったことがモチーフになっている。
   だから当然、いちばん多いのは東日本大震災、次に、なでしこジャパン。丹波人の心優しさを表した作品、おもわず微笑んでしまう作品など、人気投票の箱が用意してあり、審査・表彰があるから、はりきって作った作品も見られる。なかには、ただ子どものぬいぐるみ s-DSC_11882.jpg 人形を3体並べただけで、何を作ったらよいのか、いかにも困ったという感じのもあった。でも、これもまた笑える。
「もう14年目で、けっこう観光客がくる。止めるに止められんでなぁ。いつまで続くやら・・・」
   トウモロコシ畑でビールを飲みながら、地元の役員さんが苦笑いしながら言った。s-DSC_11883.jpg
   まぁ、作品の善し悪しはさておき、とにかくひょうきんで明るい表情の案山子さんが、見る人を元気づけてくれる。
   熱中症などなんのその! ひまわり畑や稲穂が実りはじめた田んぼを背景 に、案山子さんたちは大らかに笑っているのでした。 (11.8.9 村長 平野)

 

案山子さんの行列はこちら→ 案山子まつり.pdf