50年この方、こんな経験は初めてや!

今日は午前中、福知山の藤田さん宅をお見舞いがてら手伝いに。
国号175号線は、何か所も通行止めになっている。

その都度、迂回したので1時間かかってしまった。国道から迂回して入った市島町のある集落は、たしかにヒドイ状況だ。

藤田さん宅(JR福知山駅から2kmほど)には親類筋らしい人や友人5人が、畳上げの作業をしていた。床もめくって水洗い。蒸し暑い中を作業しながら思わずため息がでる。でも藤田さんは例のごとく淡々としていた。こんなとき嘆いてもらちがあかない。周りの家々もみな家族そろって淡々と同じような作業をしている。

写真でご覧のとおり、水嵩は1メートルほどにもなったというから、これはどうにもならん。
「出荷前の米をケースの高いところに置いていたんやけど、そのケースが水の浮力で浮いて傾いたもんだから落ちてしもうたんやね」
その数合計6袋、180kg(我が家の1年半分だ!)。
「もうしゃーない、アイガモのエサですわ・・・」
帰路は若狭舞鶴道を走ったが(約20分)、福知山~綾部間が不通になっていた。
丹波市内では最も被害が大きいという市島の越前農場では平飼いの鶏舎がすべてアウト。600羽以上の鶏を処分するしかないという。「もう卵の生産は諦めるしかない・・・」と、電話の声は淡々とした口調だった。「手伝いにいきましょうか、4時以降なら行けるけど」と言うと、いやもう来てもらってもどうにもならん、いまはできるだけ早く鶏の処分をするだけ、とのことだった。
まだ復旧作業は緒に着いたばかりで、全体の被害状況は丹波市もつかめていないようだが、
「50~60年この方、こんな経験ははじめてや」と地元の人たちは驚いていた。(2014.8.19)

右上の写真は市島町。
右下の写真は、福知山市内。