よこやま農園 畑だより.4

過信が招いた結果

盛夏を迎える一方で、日の出が夏至の頃に比べ、ずいぶん遅くなりました。雲の出る日が多く、日差しも昨年に比べて厳しくなく、家族みなおかげさまで元気です。
 畑ではようやくナスや万願寺甘とう、伏見甘長とうがらしが採れはじめました。今年は苗を植えた直後から、アブラムシ、台風、フキノメイガ(枝のなかを食べる虫)、そしてカラスと、散々な目に会い、勢い管理も遅れ、まともに育っていませんでした。昨年豊作だったことで過信したことが招いた結果です。

s-DSC_kabocha.jpg今、元気を取り戻しつつあるのを見ると、ホッとすると同時に、気が引き締まります。

写真:かぼちゃの花

古い品種"世界一トマト"

   反対に、昨年うまく育てられなかったキュウリや大玉トマトは対策を立てたことが収穫に結びつきました。自分は失敗からしか学べないんだなぁと反省します。
2歳の息子は畑でキュウリをかじり、妻は割れたトマトをピューレや砂糖煮にしています。ハウスや雨除け栽培をしない私たちの農園では、トマトは夏のひと時だけのものです。そのひと時が足早に過ぎていきます。
ハウス栽培以前の古い品種"世界一トマト"などを、多くの方が懐かしい味と喜んでくださいました。ありがとうございました。様々な野菜の旬のつながりを、皆さまの食卓にとけこむようにお届けすることが、私たちの目標です。ご意見ご要望をいつでもお待ちしています。
(11.8.3 横山幹史)

 註) 世界一トマト
日本で誕生。ポンデローザ種からの選抜系とも、ポンデローザとビーフハート種との交雑系を固定したも のとも言われる。(野口種苗研究所)
昔ながらの大型トマト。果重約250g。これぞ本当のトマト、なつかしい味。皮が少し硬い品種(「野菜果物辞典」より)