「関西電力と原発」・・・村長おすすめの一冊

「原発が安全というのなら、なぜ、電気を大量に使う都会に建てないのか」


  過疎の町に原発建設の話が舞い込んだとき、町はこぞって賛成した。原発推進は国策であり、関西電力は大手企業である。住民の多くが「原発ができれば町は豊かになる」と信じ、その安全性についても「難しいことはわからんが、お上が言うことに間違いはない」と考えようともしなかった。そんな中で、濱さんらが反対したのは素朴な疑問からだったという。
「原発が安全というのなら、なぜ、電気を大量に使う都会に建てないのか」
本書は、関電がなぜ原発に依存していったのか、そもそも原発と共存できるのかなど、関電と原発について考えていただくための一冊である。(「はじめに」より)

コメント:大阪でがんばっている知人の出版社(西日本出版社)がこの5月に発行。関西圏の食や観光ガイド的な本をタイムリーに出版しているが、本書はタイムリーというだけでなく、貴重な資料としての価値がある。帯には「反対のための反対ならするな。一人ひとりきちんと考えよう」とある。きちんと考えるための資料・データである。