忘れても、知らん、知らん、知ら~ん!!

五月晴れの空に衣替えしたばかりの山の新緑が輝いている。うぐいすが盛んに鳴いている。庭には数種類の花が咲いている。

黄オレンジ色の日光キスゲの横に咲いている花の名前が思い出せず、数日前から気になっていた。
ホトケさんにお供えしようとその花を3輪ほど切って花瓶に入れてからカミさんに尋ねた。
「この花、なんて言ったかな?」
「知らん、知らん、知ら~ん!」
「・・・・」
2.3秒ほど間があった。
「あっ! わかったよ、シランかぁ」
「毎年毎年、何べん言ったら覚えるのよ!」と、カミさんは笑いつつ怒っている。
「・・・・」さっさと退散した。
そういえば去年もこの時期、同じシーンがあったことを思い出した。紫蘭。今度こそ覚えたぞ! 忘れてもシラン。  空太